Seasar DI Container with AOP

目次

Doltengを使う場合

Seasar2を簡単に試すには、Eclipseプラグイン「Dolteng」を使うのがお勧めです。

Doltengを利用する場合のセットアップおよび使い方は、組み合わせるプレゼンテーション層および永続化層のフレームワークのドキュメントを参照してください。

プレゼンテーション層 永続化層 ドキュメント
SAStruts S2JDBC SAStruts セットアップ」 「SAStruts チュートリアル
Teeda S2Dao Teeda 開発環境のセットアップ」 「Teeda ファーストステップ」 「Teeda チュートリアル

Doltengを使わない場合

Doltengを使わないSeasar2の設定方法は次のようになります。

S2-Framework

Seasar2の基本機能(S2Container, S2AOP)を利用する場合には、S2.4.x.zipを解凍してできたseasar2ディレクトリの以下のファイルをCLASSPATHに含める必要があります。

  • lib/s2-framework-2.4.x.jar
  • lib/aopalliance-1.0.jar
  • lib/commons-logging-1.1.jar
  • lib/javassist-3.4.ga.jar
  • lib/ognl-2.6.9-patch-20070624.jar
  • lib/geronimo-j2ee_1.4_spec-1.0.jar (オプション、非J2EE環境で使う場合)
  • lib/portlet-api-1.0.jar (オプション、Portletを使う場合)
  • lib/log4j-1.2.13.jar (オプション、Log4Jを使う場合)
  • resources/log4j.properties (オプション、Log4Jを使う場合)
  • resources/convention.dicon (オプション、「SMART deploy」を使う場合)
  • resources/creator.dicon (オプション、「SMART deploy」を使う場合)
  • resources/customizer.dicon (オプション、「SMART deploy」を使う場合)

S2-Extension

Seasar2の拡張機能(S2JTA, S2DBCP, S2JDBC, S2Unit, S2Tx, S2DataSet)を利用する場合には以下のファイルを追加でCLASSPATHに含める必要があります。

アプリケーションの実行環境により、J2EE関連Jarファイルのいずれが必要になるかが異なります。

S2JTAまたはS2Txを使う場合

アプリケーションの実行環境により、geronimo-jta_1.1_spec-1.0.jarまたはgeronimo-jta_1.1_spec-1.0-tsr.jarが必要になります。

環境 geronimo-jta_1.1_spec-1.0.jar geronimo-jta_1.1_spec-1.0-tsr.jar
Servlet対応のWebコンテナ
(Tomcat等)
J2EE1.4対応のAPサーバ -
JavaEE5対応のAPサーバ - -
スタンドアロン -

S2TxでEJB互換機能を使う場合

アプリケーションの実行環境により、geronimo-ejb_2.1_spec-1.0.jarが必要になります。

S2-TigerでEJB3を使う場合は必要ありません.

環境 geronimo-ejb_2.1_spec-1.0.jar
Servlet対応のWebコンテナ
(Tomcat等)
J2EE1.4対応のAPサーバ -
JavaEE5対応のAPサーバ -
スタンドアロン

S2Container用のプラグインKijimunaも是非ご利用ください。

S2-Tiger

Java5対応機能を使いたい場合は、S2Tiger-2.4.x.zipを解凍してできたs2-tigerディレクトリの以下のファイルをCLASSPATHに含める必要があります。

オプションのJarファイルは、S2JDBCやEJB3、JPAのサポート機能をJavaEE5対応でない環境で使う場合に必要となります。詳細は以下の表を参照してください。

@Resourceを使う場合

アプリケーションの実行環境により、geronimo-annotation_1.0_spec-1.0.jarが必要になります。

環境 geronimo-annotation_
1.0_spec-1.0.jar
Servlet2.4対応のWebコンテナ
(Tomcat5.x等)
(JavaSE6以降は不要)
Servlet2.5対応のWebコンテナ
(Tomcat6等)
-
J2EE1.4対応のAPサーバ (JavaSE6以降は不要)
JavaEE5対応のAPサーバ -
スタンドアロン (JavaSE6以降は不要)

S2JDBC拡張機能またはJPAを使う場合

アプリケーションの実行環境により、gegeronimo-jpa _3.0_spec-1.0.jarが必要になります。

環境 geronimo-jpa _3.0_spec-1.0.jar
Servlet対応のWebコンテナ
(Tomcat等)
J2EE1.4対応のAPサーバ
JavaEE5対応のAPサーバ -
スタンドアロン

EJB3を使う場合

アプリケーションの実行環境により、geronimo-ejb_3.0_spec-1.0.jar、geronimo-interceptor_3.0_spec-1.0.jarが必要になります。

環境 geronimo-ejb_
3.0_spec-1.0.jar
geronimo-interceptor_
3.0_spec-1.0.jar
Servlet2.4対応のWebコンテナ
(Tomcat5.x等)
Servlet2.5対応のWebコンテナ
(Tomcat6等)
J2EE1.4対応のAPサーバ
JavaEE5対応のAPサーバ - -
スタンドアロン