org.seasar.framework.env
クラス Env

java.lang.Object
  拡張org.seasar.framework.env.Env

public class Env
extends Object

環境名を保持するクラスです。

環境名とは、SMART deployの動作モード (HOT/COOL/WARM) 等を実行時に切り替えるために使われる名前です。 環境名は、環境名設定ファイルから読み込まれます。 デフォルトの環境名設定ファイルはenv.txtです。 環境名設定ファイルがクラスパス上に存在しない場合、環境名はproductに設定されます。

環境名には任意の名前を使用することができますが、Seasar2では標準的な環境名として以下の名前を使用することを推奨しています。

環境名 モード 用途
ut WARM deploy JUnit等を使用した単体テスト環境
ct HOT deploy IDEを使用した結合テスト環境
it COOL deploy 本来の実行環境 (APサーバ) を使用した統合テスト環境
production COOL deploy 運用環境

作成者:
higa

フィールドの概要
static String CT
          結合テスト環境を表す環境名です。
static String DEFAULT_FILE_PATH
          デフォルトの環境名設定ファイルのパスです。
static String IT
          統合テスト環境を表す環境名です。
static String PRODUCT
          運用環境を表す環境名です。
static String UT
          単体テスト環境を表す環境名です。
 
メソッドの概要
static String adjustPath(String path)
          パスから拡張子を除いて、環境名をサフィックスとして加えたパスを返します。
protected static void calcValue()
           
protected static void clearValue()
           
static String getFilePath()
          環境名設定ファイルのパスを返します。
static String getValue()
          環境名を返します。
static void initialize()
          デフォルトの環境名設定ファイルパスを使用するように初期化します。
static void setFilePath(String filePath)
          環境名設定ファイルのパスを設定します。
static boolean setValueIfAbsent(String newValue)
          環境名が設定されていなければ、環境名を設定します。
 
クラス java.lang.Object から継承したメソッド
clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait
 

フィールドの詳細

PRODUCT

public static final String PRODUCT
運用環境を表す環境名です。

関連項目:
定数フィールド値

UT

public static final String UT
単体テスト環境を表す環境名です。

関連項目:
定数フィールド値

CT

public static final String CT
結合テスト環境を表す環境名です。

関連項目:
定数フィールド値

IT

public static final String IT
統合テスト環境を表す環境名です。

関連項目:
定数フィールド値

DEFAULT_FILE_PATH

public static final String DEFAULT_FILE_PATH
デフォルトの環境名設定ファイルのパスです。

関連項目:
定数フィールド値
メソッドの詳細

initialize

public static void initialize()
デフォルトの環境名設定ファイルパスを使用するように初期化します。


getValue

public static String getValue()
環境名を返します。

環境名設定ファイルがクラスパス上に存在し、そのファイルを最後に読み込んだ後にファイルが更新されていれば、ファイルを再読込します。 環境名設定ファイルが存在せず、環境名が設定されていない場合は環境名として運用環境を返します。

戻り値:
環境名

setValueIfAbsent

public static boolean setValueIfAbsent(String newValue)
環境名が設定されていなければ、環境名を設定します。

パラメータ:
newValue - 環境名
戻り値:
環境名を設定した場合はtrue、それ以外の場合はfalse

adjustPath

public static String adjustPath(String path)
パスから拡張子を除いて、環境名をサフィックスとして加えたパスを返します。

パラメータ:
path - パス
戻り値:
パスから拡張子を除いて、環境名をサフィックスとして加えたパス

getFilePath

public static String getFilePath()
環境名設定ファイルのパスを返します。

戻り値:
環境名設定ファイルのパス

setFilePath

public static void setFilePath(String filePath)
環境名設定ファイルのパスを設定します。

パラメータ:
filePath - 環境名設定ファイルのパス
例外:
EmptyRuntimeException - 環境名設定ファイルがnullあるいは空文字列の場合にスローされます

calcValue

protected static void calcValue()

clearValue

protected static void clearValue()


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